じゃんけんのレクリエーションを厳選して3つ紹介 普段と違った楽しみ方

 

じゃんけんは誰でも知っている遊びなので、みんなで盛り上がりやすく多くの人が参加することができます。

 

このように多くの人が参加しやすいじゃんけんですから、たくさんのレパートリーを持っていれば、ネタ切れを起こしそうな時にも重宝をします。

 

いつものじゃんけんで遊ぶだけでなく、ちょっと高齢者向きにアレンジしたレクリエーションを厳選して紹介をします。

 

 

後だしじゃんけん

 

じゃんけんのレクリエーションで一番の定番は、この「後だしじゃんけん」ではないでしょうか?多くのデイサービスや施設で実際に実施していると思います。

 

それだけ人気があるのは理由があります。じゃんけんというと単に遊びの要素だけがあるように思うでしょうが、この後だしじゃんけんは脳トレの効果もあるからです。

 

後だしじゃんけんのルールはとても簡単で、職員がまず先にぐー・ちょき・ぱーのいずれかの手を出します。

 

続いて参加者が手を出すのですが、その際に職員が「勝ってください」・「負けてください」・「あいこになってください」という指示を出します。

 

その指示に従って参加者が手を変えて出します。

 

負けたら勝ちという単純なものでも良いのですが、いずれかの指示を出した方がややこしくなり、より頭を使うことになるのでおススメです。

 

一見単純なようですが、この後だしじゃんけんにはいくつかの能力を使うことになるので、それだけ脳トレの効果も見込まれます。その能力は次のようなもので、高齢者にとっては衰えがちになり向上する必要があるものばかりです。

 

  • 通常のじゃんけんと異なるので、「普段と異なることを行う力」
  • 指示にしたがってじゃんけんの手を出すことになるので、「考える力」

 

これらに加えて、後出しじゃんけんは1回だけではなく何度も手を変え行われますので集中力も養うこともできます。このように多くの能力が必要になる後だしじゃんけんは、とても優れたレクリエーションだといえるでしょう。

 

 

じゃんけんとポーズ

 

じゃんけんの勝ち負けによって、あらかじめ職員の指示したポーズを取ってもらうことで、脳トレの要素も見込まれるおススメのレクリエーションになります。

 

ルールはまずはじゃんけんをしてもらいます。あらかじめ勝ち・負け・あいこに対して例えば次のようなポーズをとってもらうことにしておきます。

 

  • 勝ち → バンザイをする
  • 負け → 泣くポーズをとる
  • あいこ → セーフのポーズをとる

 

いろいろ違ったポーズに変えることで、より頭を使うことになりますのし、ポーズによっては盛り上がりを見せますので面白くなるはずです。

 

どのポーズをとるかで頭を使うことになりますし、さらに体を使いますので多くの能力を使うおススメのレクリエーションです。

 

 

じゃんけん体操

 

じゃんけん体操は、じゃんけんをやりながら体操をして体を動かす要素も取り入れるレクリエーションです。体を動かすといっても手は様々な脳の部位とつながりがあります。

 

そのため、手を動かすよって多くの脳の部位を活性化することができるわけです。身体だけでなく、意外にも脳トレにもなるレクリエーションです。

 

やり方は、座ったまま(人によってはお部屋で寝たまま一人で行うことも)で、職員の指示に基づいてぐー・ちょき・ぱーをつくります。両手を使うようにして

 

最初はゆっくりとやりながら徐々にスピードを上げていけば難易度が上がって難しくなります。ゆっくりでは出来ても早くなると難しくなり、間違えて笑いなどが起こり和気あいあいとした雰囲気で行うと良いでしょう。

 

いかがでしょうか?じゃんけんを使ったレクリエーションは単純なルールですが、誰でも知っている反面、中には幼稚だと敬遠される人もいるかもしれません。

 

上手く職員が、みんなが参加できるような雰囲気を作ってあげて、できるだけ多くの利用者様が参加するように仕向けることも大事です。

 

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