伝言ゲームは盛り上がりやすいレク 変化をつけてバリエーションを増やす

 

伝言ゲームは、施設やデイサービスのレクリエーションの中でも、盛り上がりやすいレクです。そのため、多くの場所で実際に行っているでしょう。

 

伝言ゲームは集団で行うもので、利用者様相互にコミュニケーションをとり和気あいあいとした雰囲気をつくることもできるし、体を動かす要素があったり、頭を使う要素もあったりでメリットが多いレクリエーションネタです。

 

そんな盛り上がりやすく、メリットの多い伝言ゲームですが、アイデア次第でいろんなバリエーションのゲームをつくることだってできます。ちょっと工夫するだけでまったく違ったゲームの雰囲気も出すことができます。

 

 

伝言ゲームの基本ルール

 

伝言ゲームは有名なゲームでルールをご存知の方も多いと思いますが、確認のためにもあらためて基本ルールをおさらいしておきます。

 

伝言ゲームは、参加者に2列に並んでもらいます。その1列同士が同じチームということになります。

スタッフが列の先頭の人に、ある文章を伝えます。その答えとなる文章を、先頭の人が後ろの人へ伝え、さらにその人が後ろの人へと順次伝言をしていくゲームです。

 

列の最後の人まで伝えたら、スタッフが伝えた文章と比べます。よりその文章に近いチームが勝つことになります。単純なゲームですが、まったく違った文章もできたりして、笑いを誘うことにもなります。

 

 

伝言ゲームで気をつけること

 

伝言ゲームですが、高齢者が行うからこそ気を付けるべきことがあります。それは耳です。高齢者の方は耳の悪い方が多いので、メガホンや紙コップを使うと少しやりやすくなります。

 

また、文章が長すぎると耳の悪さと認知能力の低下で、難しすぎてゲームが成り立たないということもあります。これでもせっかくのレクも台無しになってしまいます。

 

逆にあまり簡単すぎると、チームごとの優劣もつかないので、これまた盛り上がりに欠ける結果になってしまいます。最初は簡単な文章にして、徐々に難しくしていくと盛り上がりやすいでしょう。

 

 

伝言ゲームの様々なバリエーション

 

基本のルールの伝言ゲームも楽しいですが、ちょっと変わった伝言ゲームにすると、ちょっと新鮮な感じもして利用者様も喜ばれることでしょう。

 

伝言ゲームにもいろんなバリエーションがありますので、試してみてください。また、アイデア次第でまた別の伝言ゲームも作ることができます。

 

 

ジェスチャー伝言ゲーム

 

文章で次の人へと伝えていくのではなく、ジェスチャーで伝えていく伝言ゲームです。ジェスチャー伝言ゲームは、最後の人にたどり着いたときには、とんでもない答えになったりするので、なおさら盛り上がったりします。

 

また、ジェスチャーによって体を動かしますので、いろんな箇所のリハビリ効果にもなります。ジェスチャーから、何を伝えたいのか想像力を働かせることで、頭を使う要素もあり、たくさんのメリットが認められます。

 

 

背中や手のひらに書いて伝言

 

声に出して文章を伝えるのではなく、背中や手のひらに文章を書いて伝言をしていく、伝言ゲームもあります。

 

このタイプのものなら、耳が悪い人や上手く話すことができない人でもできますので、多くの人の参加を促すことができるでしょう。

 

また、背中や手のひらに書かれても、なかなかわからないもので、とても難しいです。難しいので、最後の人にたどり着くころにはずいぶんと答えと違ったりするので、爆笑を誘ったりします。

 

いかがでしょうか?伝言ゲームは、定番の高齢者レクですが、やり方をちょっと変えることでまた別のゲームにもなります。

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