季節を感じる「おやつレク」はメリットがいっぱい

施設やデイサービスによっては、おやつの時間に食べるお菓子作りなどをレクリエーションとして行っている所もあるでしょう。

 

お菓子はただ食べるだけでなく、お菓子をつくることで手先を使いますので、身体機能を鍛えることもできますし、脳を刺激します。何より日々の楽しみを作り出すこともできます。

 

また、自分で作ったお菓子は何ものにも代えがたいもので、とても美味しく頂けるのも魅力で、普段おやつの時間で食べているものよりも、ずっと充実するはずです。

 

おやつの時間に食べる物を自分たちで自ら作れば、美味しさもひとしおですよね!

 

高齢者の健康を考えると、何を用意するかが難しい場合もあるので、どうしてもおやつもワンパターンになりがちです。

 

おやつレクによって手作りのおやつを作ることによって、そんなマンネリも解消してくれることもあるでしょう。

 

 

おやつレクの効果

 

おやつ作りをレクリエーションにすることでどんな効果があるのでしょうか?

 

まず直感的に感じるのが、手先を使うので身体機能の向上にも役立ちそうですし、さらに脳を刺激することによって、脳トレにもなります。

 

おやつをつくるのに正しい手順で行い、いろんな頭を使う要素も多いので、脳トレとしての効果も期待できて認知症予防にもなりそうですね。

 

ものづくりレク全般に言えることですが、何かを完成させて作り上げることで達成感を得ることができます。達成感によって幸せな気分にもなり、毎日退屈になりがちな老後の生活にちょっとした潤いを与えてくれます。

 

さらに、子供に手料理を作ったことを思い出すことによって、気持ちが若々しくなることもありますし、回想法の効果も期待できるでしょう。

 

四季を感じる物をつくることにすれば、季節を感じることもできます。日ごろ引きこもりがちな利用者様にとっては、季節を感じることも大事なことなのです。

 

このようにおやつレクには大きなメリットがありますし、日ごろのおやつの時間にレクリエーションを組み込めるので、一石二鳥のような効果もあるでしょう。

 

 

おやつレクはこんなに盛んに行われています

 

おやつレクは、各地の施設やデイサービスで盛んに行われていて、インターネット上にもその喜びの様子が公開されています。そんな例をいくつか紹介をします。

 

こちらは京都のお土産の定番でもある八つ橋です。色鮮やかなピンクの八つ橋がとても美味しそうですね!

 

https://twitter.com/yuzumi_ri/status/1102900810579468290

 

こちらではおやつレクを定期的に行っているようで、大好評だった様子が紹介されています。定期的におやつレクをすることで、今日は何だろうという楽しみも持たれるでしょうし、利用者様が楽しんでいる様子が目に浮かんできます。

 

 

こちらではおやつレクとして、ワッフルをつくられたようです。自分で作ったおやつを食べることは本当に格別のようですよ。

 

おやつレクは、利用者様にも評判の良い定番にしてほしいレクリエーションなのです。

 

 

季節を感じるおやつレクのアイデア

 

おやつレクでつくるものを季節を感じる物にすれば、四季を感じることもできてより楽しいものになるはずです。

また、季節の行事に合わせて食べるようなおやつなら、特別感もあり、行事に合わせて一緒にレクを行うのも良いでしょう。

 

例えばイチゴの季節なら、おやつの定番でもあるイチゴ大福なんかは良いかもしれません。ただし、お餅を喉に詰める可能性もありますので、食べやすいお餅にする必要はあります。

 

春になれば、お花見の季節。お花見を思い出すような美しいピンクのおやつをつくるのも良いですし、夏になれば夏らしい涼しげなおやつをつくるのも良いでしょう。

 

秋になれば月見や紅葉。紅葉のように色鮮やかな食材にしてみれば、秋を感じることができますね。

 

冬は雪やクリスマスが思い浮かびますが、白基調のおやつはらしさがあります。おやつレクは日ごろのおやつの時間にも変化を与えてくれますのでおススメです。

 

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