介護・高齢者レクは集団でやるものばかりではない 個別レクで個性を重視

 

介護・高齢者レクリエーションというと、集団で行うことをイメージしがちですが、必ずしもそれだけではなく、個別で行うレクリエーションもとても重要です。

 

利用者様にも当然個性があるわけですから、集団レクリエーションを楽しいと思う人もいれば、楽しくないという人もいるでしょう。

 

また、介護度や身体能力の違いもあることから、すべての人に対して満足を得てもらえるレクリエーションはなかなかあるものでありません。

 

施設やデイサービスによっては、最近は重視されつつある個別レクリエーションについて、集団レクリエーションとの違いやポイントを紹介します。

 

 

集団レクリエーションは介護レクの定番中の定番

 

介護・高齢者レクリエーションの定番中の定番というと、集団レクリエーションです。このサイトでも紹介している多くのレクリエーションは集団レクリエーションになります。

 

集団レクリエーションの特徴としては、施設やデイサービスのグループ全体で行うことによる良い効果です。例えば、日ごろあまりコミュニケーションがない人同士で話しが弾む場合もあるでしょう。

 

言葉が多くなって、みんなが仲良くなれば、施設やデイサービスの雰囲気も良くなりますし、お話しをすることによる老化防止の効果も期待できます。

 

多くの良い面がある集団レクリエーションは、レクリエーションの王道ですから、これを外すわけにはいかず、レクネタの中心になっていくでしょう。

 

 

個別レクリエーションは個性を重視

 

集団レクリエーションでは介護・高齢者レクリエーションとしては欠かせないものではありますが、これだけではすべての利用者様のニーズに応えてるわけではありません。

 

そもそもすべての利用者様が参加できるレクリエーションはなかなかあるものではありませんし、グループ行動が苦手であまり面白くないという方もおられるでしょう。

 

しかし、個別レクリエーションなら、その人に合わせたレクリエーションをつくることもできます。様々な介護度や趣味趣向に合わせてオーダーメイドのレクレーションをつくることができます。

 

 

個別レクリエーションの代表例

 

個別レクリエーションにはどのようなものがあるか、その代表歴ですが次のようなものがあります。一番の定番がこのサイトでも紹介を行うものづくりレクリエーションです。

 

ものづくりのレクリエーション

 

代表例として、絵画、工作、囲碁や将棋などです。自由時間に行う趣味のようなものですね。その他にも脳トレや計算問題など認知症予防のために行うレクリエーションも個別で行うのなら、個別レクリエーションのひとつになるでしょう。

 

 

個別レクリエーションで個性を重視

 

最近は個性の時代ともいわれ、今後高齢者になる方々は、ますます一人一人が異なる個性を持った方が多くなるでしょう。そうなれば今までの集団レクリエーション重視ではちょっと満足度が心配があります。

 

集団レクリエーションが大切であることは確かですが、その中でもうまく個別レクリエーションを取り入れていき、良いレクリエーションの環境をつくっていきたいものです。

 

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