折り紙は日本の伝統文化で、多くの利用者様も幼少のころから親しんだなじみのあるものの一つです。入院した人に対して千羽鶴を折ってお渡しすることもあったのではないでしょうか。
ものづくりレクリエーションは、指先を動かすことで脳を刺激します。脳を刺激すると脳を活性化するのが一番の効用ですが、さらに何かを作り上げたという喜びも得られるのが、ものづくりレクリエーションの良い点です。
中でも折り紙は、安全で取り組みやすく、さらに季節にちなんだ折り紙を使って、季節ごとの室内装飾にも利用できます。季節ごとに恒例の折り紙を折ることを利用者様も楽しみにされるでしょう。
実際に室内装飾として、折り紙を使っている施設もたくさんありますす、自分たちで作ったものが飾りになっていれば利用者様もうれしいはずです。
折り紙は種類も豊富
折り紙で作れるものは種類も豊富なので、レクリエーションの多くのネタになります。季節ごとの折り紙なら定期的にレクの素材として使えるので職員にとってもとても助かります。
例えば1月ならお正月にちなんだもの、3月ならひな祭り、5月なら子供の日の鯉のぼり。夏になると七夕や夏祭りに関する折り紙も良いですよね。
秋は月見や紅葉、食欲の秋に関するものなど。また冬になるとクリスマスなど。利用者様が楽しみな行事をさらに盛り上げてくれる役目も果たしてくれます。
折り紙は安く調達できる
経営にとってはレクリエーションのための費用は、できるだけ抑えたいはずです。介護保険の財政が年々厳しくなっているため、経営が以前より楽ではなくなってきているはずなので余計に経費は削減したいはずです。
特にレクリエーションに関しては、介護保険の適用がありませんし、経費はよりいっそう切り詰めたいという気持ちにもなるはずです。
折り紙の魅力は、折り紙自体を安く調達できるのも魅力です。ダイソーのような100円ショップでもカラフルな折り紙があるので、どんどん購入をして何回もレクのネタにしましょう。
折り紙の難易度には注意
利用者様の中では手先の器用な人がいれば、不器用な人もいます。また、要介護度の違いによっても手先を上手に使えない人もいます。
利用者様によって上手く手先の使うのが異なる以上、あまり難易度が高い折り紙を利用すると、ある人には難しすぎるという場合もあるでしょう。
逆に簡単すぎるものであれば、手先の器用な人にとってはちょっと物足りないという場合もあるでしょう。簡単すぎてもダメ」をですし、難しすぎてもダメなのでなかなか難しいです。
対策としては、1回のレクリエーションで複数の折り紙の素材を用意しておくと良いでしょう。難しいものが厳しい方には、簡単なもの、難しいもので大丈夫な方には難しめのものをやってもらえば良いでしょう。
このサイトでは、日ごろのレクリエーションのネタとなる折り紙を数多く紹介をしていきますので、ぜひ参考にしてください。