高齢者レクリエーションとしてのなぞなぞ

 

なぞなぞというと、子供の頃よくやりましたが、どちらかというと子供向けと感じる人もいるかもしれません。でも単純なルールの遊びは高齢の方にも喜ばれ、楽しめるものです。

 

楽しめるだけではありません。利用者様にとって、なぞなぞをすることによって何らかの良い効果はあるのでしょうか？脳を使うことは認知症予防などに良いことはわかるのですが、なぞなぞも高齢者のレクリエーションとしてその十分な効用があるのでしょうか？

 

なぞなぞは答えを聞くと、「あっ！そうか」という感じがあるのですが、答えを考えている途中はなかなか答えに気づかないものです。つまり、簡単なようでけっこう難しいのです。

 

ヒントをもらうとようやくわかる人がいれば、ヒントがあってもなかなか答えがわからないという人もいるでしょう。なかなか答えが分からないだけに、なぞなぞは解けた時はとてもうれしい気持ちになります。

 

このように頭を使わなければわからなくて、答えがわかった時に喜びを感じるなぞなぞは高齢者の脳トレに最適です。脳トレにもなりますので認知症予防にも最適ですし、毎日の生活の楽しみにもなります。

 

なぞなぞには実にこれだけの効用があります。さらに利用者様だけでなく施設やデイサービスサイドにとっても良いことがあるのです。

 

 

なぞなぞのレクは施設やデイサービスにもメリット

 

なぞなぞをレクリエーションのネタにすることで、他のレクのように小道具など準備するものがほとんどないというメリットがあります。

 

レクの準備ってかなり面倒ですよね？　日ごろのケアで精一杯で、なかなか他の事まで手が回らないの場合が多いのではないでしょうか？

 

最近は特に人手不足ですから慢性的に人員が不足している場所も多いでしょう。そんな状況でしたら、ケア以外のことはできるだけ省きたいはずです。

 

なぞなぞはネタさえストックしておけば、レクの準備がほとんどいりませんので忙しい合間でも定期的なレクリエーションを開くこともできるのでおススメです。

 

このようになぞなぞはレクリエーションとして、その効果も高いですし、ネタをストックしておくことで、もしものレクのネタ切れの場合にも対処ができます。

 

そんな利用価値が高いなぞなぞですが、難易度別にたくさん紹介します。いろんな難易度のなぞなぞを用意しておくことで、様々な状況の利用者様に対応できるので、しっかりと準備をしておきましょう。